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それではごゆっくりとご覧ください。
早いものでもう4月も中旬ですが、3月の思い出を振り返りたいと思います。
先日、我が家の子ども2人がそろって保育園を卒園しました。
この4月からは上の子は小学校へ入学し、下の子はそれまで通っていた小規模保育園を卒園して別の保育園へ入園しました。
子どもたちが同時卒園というタイミングだったので、うちの奥さんと「卒園旅行連れてってあげたいね~」なんて話をしていたものの、忙しさにかまけて3月半ばを過ぎても何も計画をしていなかったのですが、両親そろって2日連続で休みが取れるのがもう明日と明後日しかない!ということに気が付き、前日の夜に急きょ宿を探し、旅行の計画を練ることに。
下の子がわりと電車が好きで「新幹線とか特急に乗りたい」と前々から言っていたので、今回はロマンスカーに乗って箱根へ行くことにしました。
旅行前日の夜、それももう日付が変わろうかというタイミングだったので宿探しは難航したのですが、「箱根に行くなら雰囲気の良い温泉旅館に泊まりたい!」という奥さんの願いを叶えるべく探しまくったところ、「強羅にごりの湯宿 のうのう箱根」に奇跡的に予約が取れました。
予約できただけでも御の字だったのですが、実際に泊まってみると、宿の雰囲気も良くご飯もおいしくて、とても素敵な時間を過ごすことができました。
この記事では、のうのう箱根に宿泊した感想をつらつらとつづっていきたいと思います。
【基本情報】強羅にごりの湯宿 のうのう箱根
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-1080
アクセス:上強羅駅から徒歩約6分(上り坂)、早雲山駅から徒歩約8分(下り坂)
客室数:10部屋
【公式サイト】強羅にごりの湯宿 - のうのう箱根 | ホーム Home (nounou.cc)
いざ、のうのう箱根へ!
強羅駅から宿まで送迎あり!
旅行初日、午前中は僕のちょっとした用事が新宿であったので、それをこなしてから家族と合流して箱根へ出発しました。
ロマンスカーの中で駅弁を食べながらまったり過ごし、13時過ぎには箱根湯本へ到着。
箱根湯本の町で食べ歩きをしながら観光したあと、15時頃に宿に向かって移動することに。
当初は箱根登山線とケーブルカーを乗り継いで宿の最寄り駅(上強羅)まで向かうつもりでしたが、宿のホームページを見ると送迎可とのことだったので、途中の強羅駅まで送迎に来てもらうことにしました。
上強羅の駅からわりと坂を上った場所に宿があるので、車を使わない場合は送迎がおすすめです!
他の利用客の送迎とバッティングする可能性もあるので、強羅駅に着く少し前に宿に連絡しておくのが良いです。
(我が家は箱根湯本を出る直前に電話で連絡しました。)
強羅駅での送迎場所については宿からちゃんと指示がありますが、改札から少し離れたところにあるのでここで紹介しておきます。
(改札を出てから地下通路を通って線路の反対側へ出る必要があります。)
送迎場所への道順
1.改札を出て右手にある「中村屋」を正面に見て右へ進む
強羅駅の改札を出てすぐ近く(右手)に「中村屋」というお店があります。
中村屋を正面に見て右のほう(線路のあるほう)に進んでください。
2.一般通路(地下通路)を降りる
中村屋の前の道を進むと、突き当りに「一般通路」という名前の地下通路が見えてきますので、そこを降りて線路の反対側へ渡ってください。
※下の画像だとだいぶぼやけてしまっていますが、画像中央(自販機のすぐ左横)が一般通路の入り口です。
ただし、この一般通路は階段しかないので、大きな荷物やベビーカーを持って旅行される方はご注意ください(頑張ってください)。
詳しくは確認していませんが、一般通路を通らずに送迎場所まで行こうとすると、かなり迂回することになって時間がかかると思います。
我が家は、下の子がこのときちょうどお昼寝に入ってしまいベビーカーですやすや状態だったので、僕がベビーカーごと抱えて地下通路を通りました。。
3.一般通路を出てすぐ左手が送迎場所(待合所)
一般通路の階段を上がってすぐ左手にある空間が送迎場所(待合所)です。
しっかりした建物があるわけではなく、簡易的な屋根と椅子がいくつか置いてあるだけです。
3月末で少しずつ暖かくなってきたとはいえ、日が傾きだした時間帯だったこともあり結構肌寒かったです。
お迎えはほぼ定刻どおり来てくれ、すぐに宿に向かうことができました。
部屋の雰囲気は!?
いざ、のうのう箱根へ!
うねうね上り坂を上り、宿へは送迎車に乗ってから5分ほどで到着しました。
チェックイン時はスタッフが4人ほどお出迎えしてくれました。
邪魔なベビーカーはフロントでササっと預かってくれ、残りの荷物は仲居さんが運びつつ部屋まで案内してくれました。
今回利用した部屋は205号室。
居間スペースと就寝スペースに分かれています。
そこまで広い部屋ではないですが、大人2人と小さな子ども2人で泊まる分には十分な広さでした。
子どもたちは部屋の中を見て大喜び!
お行儀が悪いですが、布団の上でめちゃくちゃ楽しそうに飛び跳ねてました(笑)
就寝スペースにはクッション性の高い布団(マットレス)が敷かれています。
小さな子ども2人と添い寝をする我が家にとっては、ベッドではなく高さが低いタイプなのはとてもありがたかったです。
マットレスタイプなので動かすのも簡単です。
我が家は子どもが転げ落ちないよう二つの布団をピッタリくっつけて寝ました。
ただし、壁が土壁でザラザラしていてかなり殺傷能力が高いのでそこは注意が必要です。
窓の障子を破いたらいやだなと思って最初は壁側に布団を寄せていたのですが、壁が相当痛そうだったので、結局壁からも少し間を開けるようにしました。
部屋の中には大きめのクローゼットもあり、荷物や上着をしまうのには十分なスペースでした。
土足のエリアがそれなりの広さあるので、キャリーバッグなどの大きな荷物は土足エリアの端のほうに置くようにしました。
よほど大量の荷物を持ち込まない限り、荷物の置き場に困ることはないと思います。
その他にも、トイレは比較的新しめのウォシュレットタイプのものだったので、そこも高評価ポイントでした。
また、子ども用の浴衣やお風呂セットも用意してもらえるので、その点も安心です。
貸し切り露天風呂あり!
部屋にはお風呂はなく、部屋の外の大浴場か貸切露天風呂を使用することができます。
貸切露天風呂は1回のみ利用することができ、利用時間については部屋に入ってすぐに仲居さんに言って予約する形式でした。
(その場で決めなくても、後でフロントに電話して予約を取ることもできます。)
大浴場は6時~9時と15時~23時の間であればいつでも、何度でも入ることができます。
部屋によっては部屋専用の露天風呂もあるみたいです。
夕食が18時からの予定だったので、その前の17時から予約して家族で入りました。
利用時間は1組45分でした。
貸切露天風呂は広さ的には比較的小さめかなという印象です。
四方を目隠し用の板で囲われているので、景色が何か見えるわけでもなかったです。
浴槽の脇に庭園ぽいデザインの空間がありましたが、それ以外は特に何もありません(笑)
でも、お風呂自体は白くにごったお湯で、とても気持ちよかったです。
脱衣場は広めだったと思います。
最初は45分だと少し短めかなとも思いましたが、シンプルにお風呂につかるだけという感じだったので、結果的にはちょうどよかったと思います。
また、家族でまとめて入ることができるので、子連れには嬉しいサービスだと思います。
1つ注意してほしい点があるのですが、シャワーの温度がかなり熱めでした。
シャワーの温度調節をしても、実際のお湯の温度は温度調節ハンドルの表示温度よりもかなり高めでした。
なので、使用する際は結構低めのシャワーの温度設定を結構低めにしておくとちょうどよい温度になると思います。
食事はどれもおいしくて大満足!
夕食(コース料理)
貸切露天風呂から上がり、いよいよお楽しみの夕食です!
通常は宿内の食事処へ行って食事をするのですが、今回は宿側から提案があり部屋食にしてもらいました(部屋食の枠が余っていたそうです)。
夕食は和食のコースで、食前酒・前菜・お造り・鍋物・鉢肴(はちざかな)・強肴(しいざかな)・お食事・止椀(とめわん)・香の物・水菓子の計10品。
どれも本当においしく、ボリュームも満点で僕も家族も大満足でした。
今回、子どもは添い寝のみで食事を付けていなかったのですが、ごはん(ふりかけ付き)と味噌汁を無料で付けてくれました。
今回は前日夜にバタバタと予約したこともあり、子どもの食事を付けるのをすっかり忘れてしまっていたので、これはとても助かりました。
事前に宿に連絡すればお子様メニューを頼むことも可能ですので、お子さんがそれなりに量を食べるようであれば、お子様メニューを頼んでおくのが良いと思います。
また、既定の料理以外にもルームサービスで料理を頼むことができるので、そちらを利用するのもアリです。
我が家は子ども用にトマトクリームパスタを注文しました。
お品書き
食前酒・前菜
お造り
鍋物
鉢肴
強肴
お食事
止椀
香の物
水菓子
追加注文:トマトクリームパスタ
朝食
朝食は部屋食ではなく、指定された食事処へ行って食べました。
夕食に続き、朝食のほうもしっかりボリュームがありとても美味しかったです。
焼き魚や煮物、寄せ豆富など品数がたくさんあるのも良かったです。
また、ご飯とおかず・味噌汁以外に出汁と薬味が付いていて、自分でお茶漬けを作ることもできました。
これがまためちゃくちゃおいしくて、おひつにいっぱいに入っていたご飯をペロリと食べてしましました(笑)
(ここでも、サービスで子ども用にお味噌汁を付けてくれ、おひつのご飯も気持ち多めに入れてくれました!!)
注意点・残念ポイント
総合してとても大満足のお宿ですが、注意点や残念に感じたポイントもいくつかあったのでご紹介します。
- 宿のまわりに何もない
- ルームサービスはお値段高め
- 大浴場が少しぼろい
- 浴槽自体は別に悪くないが、洗い場の床のタイルが割れてそのままになっているところあり。
宿のまわりに何もない
宿のまわりは坂と他の旅館があるだけで、何もありません。
夜に晩酌をしようとしてお酒やおつまみを買いに行こうとしても気軽に行ける距離には何もないので、宿にチェックインする前にどこかで買い出ししておくことを強くおすすめします。
宿の中で買うこともできるようですが、品ぞろえや値段のことを考えると、外で買っておいたほうが良いと思います。
ルームサービスはお値段高め
ルームサービスは結構色々な料理が注文できますが、正直値段は旅館価格といった印象です。
良い食材を使っているのかもしれませんが、おにぎりに650円やから揚げに900円かかるのかと思うと我が家は気軽には手が出ませんでした(笑)
(夕食のクリームパスタは子どものために仕方なく注文しました…笑)
大浴場が少しぼろい
大浴場は浴槽やシャワー、脱衣場などはそれなりにキレイに保たれていましたが、大浴場内の足元のタイルが一部砕けたまま放置されている箇所があったのが気になりました。
多少割れがあるくらいはしょうがないかなと思うのですが、結構バキバキに割れているところがあり、子どもが間違って踏んでしまうとケガをする恐れもあるので、もう少ししっかりメンテナンスしてほしいなと感じました。
まとめ
- ご飯は夕食も朝食もボリューム満点でおいしい!
- 子ども用の浴衣やお風呂セットの貸し出しもあり、子連れにも優しい宿!
- 強羅駅などの近隣の駅まで送迎あり!
- 周りに何もないので、晩酌などする場合は事前にどこかで買い出ししておくこと!
いかがだったでしょうか?
急きょ弾丸で決行した旅行でしたが、我が家としては素敵な思い出を作ることができ、大満足でした。
また機会があれば利用したいと思います。
おまけ
チェックアウト後はスタッフの方が「今日はどちらまで行かれますか?」と聞いてくださり、歩いていこうと思っていた早雲山駅まで車で送ってくれました。
大荷物を抱えて歩く必要がなくなったので親は大助かりでした。
天気も最高に良く、上の子は駅のテラスにある足湯に浸かりながら箱根の雄大な景色を眺めてとても満足そうでした。
この後は彫刻の森美術館へ行ったり、箱根湯本でまた食べ歩きをしたりとたっぷり箱根を満喫できました。
また、今回は行っていませんが、早雲山からロープウェイで一駅で大涌谷まで行けるので、そちら方面に足を運ぶのも良いと思います!